所有権移転登記(売買)とは(6)

2022.06.10 | コラム

 ・ 代理権限証明情報(司法書士が登記申請代理を担当する場合、司法書士が作成)

 司法書士が登記申請代理を担当する場合には、売主、買主から司法書士への委任状を頂く必要があります。委任状は司法書士が用意しますので、これに売主、買主から署名と押印を頂いて完成となります。


 ・ 身分証明書

 登記申請に必要となる書類ではありませんが、司法書士が登記申請代理を担当する場合には、ご本人であることの確認のために、買主、売主の双方に身分証明書の提示を求めます。


 登記申請に必要となる登記申請書、添付書類の一式が揃えば、対象となる不動産を管轄する登記所へ提出します。不動産の登記申請は、その所在によって管轄する登記所がそれぞれ定められています。

 登記所で受付された登記申請書、添付書類は、対象不動産の登記記録(登記記録の詳細については過去のコラム「登記とは(8)」参照)と照らし合わせながら、申請内容に問題がないか登記官によって審査されることになります。

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