2022.06.10 | コラム
前回のコラム「登記とは(1)~(9)」では、登記制度の意義とその有用性についてご説明しました。
コラム「登記とは(2)・(3)」でご理解頂いた通り、登記に求められるのは「正しい情報を、いかに迅速に公示(公開)するか」です。誤った情報が公示されたり、公示そのものが遅れてしまった場合、不動産売買の交渉を求める者などが真の所有者を探し出すことが困難になってしまうからです。
それでは、登記の情報(登記記録)は一体どのような方法で更新され、国民の信頼を確保しているのかを見ていきましょう。
登記を管理、管轄するのが登記所(法務局)であるということはコラム「登記とは(8)」でご説明しましたが、では登記所が日本全国の不動産に関する情報を独自に調査しているのでしょうか。残念ながら、それには莫大な予算が必要になりますし、なによりも、日々移り変わる不動産権利関係のすべてを迅速に調査、把握し続けることは実現不可能であるとも言えるでしょう。
コラム「登記とは(2)・(3)」でご理解頂いた通り、登記に求められるのは「正しい情報を、いかに迅速に公示(公開)するか」です。誤った情報が公示されたり、公示そのものが遅れてしまった場合、不動産売買の交渉を求める者などが真の所有者を探し出すことが困難になってしまうからです。
それでは、登記の情報(登記記録)は一体どのような方法で更新され、国民の信頼を確保しているのかを見ていきましょう。
登記を管理、管轄するのが登記所(法務局)であるということはコラム「登記とは(8)」でご説明しましたが、では登記所が日本全国の不動産に関する情報を独自に調査しているのでしょうか。残念ながら、それには莫大な予算が必要になりますし、なによりも、日々移り変わる不動産権利関係のすべてを迅速に調査、把握し続けることは実現不可能であるとも言えるでしょう。