印鑑証明書とは(2)

2023.05.11 | コラム

 「印鑑証明」とは、登録済の印鑑と同一の印影であることを市区町村長等が証明することです。つまり、これによって書類等に押印した印鑑が本人のものに間違いないという証明がなされます。


 印鑑証明、すなわち印鑑証明書を発行する前提として、実印とする印鑑を市区町村に登録しなければなりません。

 前回のコラムでもお伝えしましたが、印鑑証明書は不動産の売買や賃貸借契約、自動車の売買、住宅ローンを組むなどの重要な場面で求められることになります。その際には、当然ながらセットで実印を用いることになります。

 ですから、実印は認印や銀行印よりも印面の広いものを用いるのが一般的です。印面が広くその印影デザインが複雑化するほど、唯一無二のものとなり偽造の防止に繋がるからです。

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