登記識別情報(登記済証)とは(2)

2023.02.28 | コラム

 登記識別情報とは、12桁の英数字からなる文字列で、これは要するに暗証番号やパスワードのようなものになります。では何のための暗証番号やパスワードなのかといえば、“自身が「不動産に関する権利者」に間違いない”ということを示すためです。


 「不動産に関する権利者」とは、代表例でいえばその不動産の所有者や抵当権者(過去のコラム「登記とは(6)」参照)のことになります。

 これらの者は、例えば売買・相続による所有権移転登記(過去のコラム「所有権移転登記(売買)とは(1)~(7)」、「所有権移転登記(相続)とは(1)~(13)」参照)や、抵当権設定登記といった登記申請によって対象不動産の登記簿に新しく名前が記録されます。

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