2022.08.17 | コラム
前回のコラム「所有権移転登記(相続)の義務化(1)~(3)」では、相続による所有権移転登記が令和6年4月1日から義務化されることについてご説明しました。
もっとも、現時点では相続を含めた所有権移転登記の申請は任意的です。それでは、現時点においては相続による所有権移転登記の申請をする意義はあまりないのでしょうか。
いいえ、決してそのようなことはありません。
過去のコラム「登記とは(2)・(3)」でご説明した第三者に対する情報開示や、「対抗要件とは(5)」でご説明した対抗要件を備えることによる効力(これを「対抗力」といいます)等の理由に加えて、相続による所有権移転登記を放置することによる問題点をいくつか挙げることができます。次回のコラムから詳しく解説していきましょう。
もっとも、現時点では相続を含めた所有権移転登記の申請は任意的です。それでは、現時点においては相続による所有権移転登記の申請をする意義はあまりないのでしょうか。
いいえ、決してそのようなことはありません。
過去のコラム「登記とは(2)・(3)」でご説明した第三者に対する情報開示や、「対抗要件とは(5)」でご説明した対抗要件を備えることによる効力(これを「対抗力」といいます)等の理由に加えて、相続による所有権移転登記を放置することによる問題点をいくつか挙げることができます。次回のコラムから詳しく解説していきましょう。